秘境にアタックしてみる

世界の観光地の中には、相当の覚悟をもって臨まなければならないところもあります。
たいていの場合、海外旅行の経験が豊富な旅行会社であれば、さまざまなシーンを想定して、無理のない日程やコースを選定してくれますが、自分にそれを楽しむだけの体力と気力があるかどうかは、個人の決定になります。
例えば、謎めいた世界遺産として名高い、ペルーのマチュピチュ遺跡へ足を運んだという方は、それほど多くないかもしれません。
日本の旅行会社では、ツアーを販売していますが、ヨーロッパ方面などと比べると、数は多くないようです。
その理由の一つは、南米は日本から非常に遠いということです。
直行便がないことはもちろんのこと、ツアーのスケジュールでは大抵、機内での宿泊になりますので、到着したときには、余程体力に自信がない限りはぐったりしています。
さらに日数が長くなることと、地球の裏側で季節も反対であるため、持ち物も増えてしまいます。
ですから、マチュピチュ遺跡見学ツアーは、海外旅行初心者にとっては、ハードルが高いものになるでしょう。
しかし、闘わなければならない問題はさらにあります。
それは、日本ではあまり経験することの無い、高山病の問題です。
マチュピチュを制する者は世界を制すかも
秘境という部類に入れられるのが、南米の観光地です。
海外力初心者で、南米まで足を運ぼうとはなかなか思わないかもしれません。
例えば、ツアーでもいいのでマチュピチュ遺跡に行こうと思うと、かなり難しい壁にぶち当たります。
それはただ単に電圧が日本とは違うので、変圧器を持って行きましょうというレベルの問題ではありません。
標高が違いすぎるのです。
ペルーのマチュピチュ遺跡自体は、それほど高くなく、2000m強ですが、マチュピチュから一番近い空港である、クスコ国際空港は、なんと富士山の頂上より多少低いくらいの位置にあります。
ですから、低地から到着した人のほとんどは、高山病の症状を経験することになります。
日本で高山病の予防薬というのは簡単に手に入りませんが、現地の薬局には高山病用のカプセルが売っています。
マチュピチュ遺跡見学の際には、リュックをもって行くと便利でしょう。
とくに、ワイナピチュの登山も申し込んでいる場合には、身軽で、しかも両手がフリーになった方が助かります。
確かに、ハードルが高い南米ですが、それを経験すると一気にたくましくなった気分になることは間違いなしです。
どうぞ好奇心旺盛な方はチャレンジしてみてください。
しかし、くれぐれもあとあと影響を残すような無謀な行為は避けましょう。
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